資産になる家・負債になる家とは・・・2
私の個人的な感覚ですが、日本の先行きはこれからどのような方向に行くのか見えません。
ただ、ハッキリいえることは人口と世帯数はこれから増えることはなく、減少するということです。
世帯数が減少する中で、既存住宅の空き家個数が増加し続けています。
現在7,000,000戸といいますから大都会東京の全世帯数よりも多い数になるのだそうです。
そういえば、多摩ニュータウンの老朽化と合わせて住人の急速な老人化が問題となっていました。
同様に、私の住む団地でも、人の住まない空き家がポチポチ目立ち始めた気がします。
我が家の斜め前と西隣は空き家です。
中にはまったく手入れされず、かといって解体して更地にする(解体費用も馬鹿になりません)わけでもなく朽ちていくのに任せたようになっている建物さえあります。
住宅地としてスタートして35年以上経過した住宅団地にこれは共通する風景といってもよさそうです。
これらの家が建築された当時は高度成長経済下でそれこそ誰にとっても「夢のマイホーム」を持つことが憧れでした。
というか、土地という不動産を資産として所有することに意義があり、家そのものはそれこそ極端な言い方ですが家族のそれぞれの部屋さえあれば、構造がどうだとか長持ちするとか、もちろん高断熱高気密なんて言葉さえなかったわけで「雨露がしのげる家」ならよかったのです。
そうして建てられた住宅の寿命は永い訳がありません。
だから、世の中でしきりといわれている「寿命25年」は当然といえば当然だったのです。
とにかく土地を手に入れ、そこにとりあえず住める建物を造る、そして収入が増えるであろう15~20年後にもう一度建て替えるという計画だったのでしょう。
私の住む住宅団地でも建築当初のまま建っている家はほとんどなく、あるとすれば当時としては例外的にしっかりと造られた家か、空き家のまま放置されている住宅です。
当時のことはともかくとして、これから始めて家を持つことを考えたとき、それには新築住宅・建売・マンション・中古の住宅・マンションなど
様々な選択肢があります。
しかし、どうもこれからは昔のように先々給与が大幅に増えるという期待はどうももてそうもありません。
現在は給与はこれから大幅には増えない中で、子育てや老後に対しての貯蓄まで考慮しながら、「我が家」を計画する時代になったのです。
そんな状態で考える家づくりで絶対にしてはならないことが、30年したら建て替えなければならないそんな家です。
だってそうでしょう・・・将来建て替えすることなど資金的にほぼ無理だから。
ところで、「資産になる家」と「負債になる家」の違いはどこにあると思いますか。
いまか、それとも将来なのかはともかくとして
資産になる家は・・・・収入をもたらしてくれる家。
負債になる家は・・・・いつまでもお金が出て行く家。
と、私はざっくりと捉えて考えてみたいと思います。






