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家造りを楽しむ 

スマートハウスとは・・・

大震災以来、電力供給をめぐる様々な話題が取り上げられない日はありません。
そんな中、私たち住宅に携わる人にも関係のある新しい取り組みが「スマートハウス」といわれるものです。
それは
単なる省エネ住宅ではなく、電気自動車を蓄電池として活用したり、太陽光発電などのシステムを融合した家づくりのようです。なにやらそれ以外にも様々な要素がありそうです。

ここに興味を示しているのがハウスメーカーなどの住宅業界はもちろん異業種のパナソニックやトヨタです。
彼らの考えるのは従来の「家」とはまったく異なる発想の家づくりといわれています。

震災以来の家づくりは「省エネ」「再生可能なエネルギー」「自然素材」などに傾いていますが
「スマートハウス」は最先端のテクノロジーを活用する家づくり、ある意味では大企業にとっては新しい市場の創出とも言えそうです。

ただ、ここで気になるのが少なくとも30~50年という長期にわたって考えなければならない住宅は家電製品や自動車のように短期間で買い換えることは出来ないということです。

技術の進歩はますます激しくなる今、目の前の最新技術は来年には間違いなく古くなっている、この現実を理解しないまま進めることには疑問があります。

せめて住宅ぐらい、もっとおおらかに「ローテク」でいいのではないでしょうか。

 


3.11大震災、その時現場では

毎日といってよいほど、ぐらぐら感じる有感地震が続いています。
早いもので大震災から一ヶ月をすぎ、被災地の復旧が少しでも早く進むことを祈っています。
3.11その時、私は会社で地震に遭遇しました。
震度5弱だったのですが、鉄骨の事務所はぐらぐら、コピー機も小さくですが動き出しました。
外を見ると、欅の木も左右にぐらぐらと揺れているのがわかります。
こんなに強い揺れを感じたのは、36年前伊豆沖地震のときに静岡のセミナー会場で体験した地震以来です。
当社の外壁煉瓦とタイル工事・外構工事をしている●山さん。
アップロードファイル 531-1.jpg アップロードファイル 531-2.jpg
(映像は●山邸・彼は、昨年秋に自宅を当社で新築されました。)
地震その時、練馬の当社が始めて取り組んだ「制震住宅現場」で外部の工事をしていたのだそうです。(練馬は震度5強でした)
アップロードファイル 531-3.jpg アップロードファイル 531-4.jpg
現場と道路を挟んで建っているコンクリート構造のビルは大きく揺れ、入り口においてあった商売用のビンは地震のゆれで落下しすごい音を立ててバラバラに割れ、現場の隣にある木造のお宅は、今にも壊れそうに左右にゆれていたそうです。
工事に入る前に挨拶をしていたので中にはおばあちゃんがいるので、万一のときは仕事をしていた同僚と助け出そうと話していたのだそうです。
同じ場所にあるにもかかわらず仕事をしていたY邸を見ると、周囲のゆれがウソのように微振動していただけだったといいます。
もっとひどくなったら・・・・「家の中に逃げさせてもらおうと思った」ほどその違いは際立っていたのです。

当社で始めて建築した「制震住宅」

この体験話を聞き、これから多くの人に薦めてみようと思っています。**


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現場美装とは・・・生きてる現場とは・

最近大手ハウスメーカーも含めて、建築現場が整理整頓されていて、そこで作業している職人さんも礼儀正しい人が増えています。
そんな中、問題となっているタバコの喫煙マナーも徹底していて、工事中の現場には灰皿さえおいてありません。
一般的に喫煙率が低くなったといわれていますが、少なくとも建築職人の場合はそれなりの喫煙率のはず、一体どこでタバコを吸っているのかと思えば自分たちの乗ってきた「車の中で
一服」している様子を見かけます。
当然周囲は整理整頓されていて、私から見るとこれが工事現場・・??なのです。
内部は残念なことにネットなどで囲われていて見ることは出来ません。
しかし、現場内部も当社と比べたら格段に整理されているはずです。
なぜならば、建築現場で鉋やノコギリ、ノミなどを使って作業する必要もなく決まった部品を
指定されたところに取り付けることが主な作業だからです。
アップロードファイル 161-1.jpgアップロードファイル 161-2.jpg
今の家造りは、いいか悪いかはともかくとして現場は組み立てる場所でしかありません。
塗装や左官などの職人もこれらの現場では仕事がありません。
アップロードファイル 161-3.jpgアップロードファイル 161-4.jpg
現場を工場として使って作業する工事がないから、現場は整理整頓されているのだといっても過言ではないのです。
本来現場で求められる職人の腕や工夫が必要でないからこそ、職人は挨拶や整頓が優先されているのだと思います。

誤解を恐れずに言えば、現場はあくまでもお客様にとって「世界中でたった一軒の家」を造る大切な場所で、その為に収まりを考えたり材料の取り回しを工夫するのは当たり前です。
そして、その生きている現場にお客様に足を運んでもらい、大切な家が造られていく様子を
楽しんで欲しいと思っています。
記録にしたり、職人と話をする楽しみの場所・現場は「建築主だけが、観客であり批評家」と考えています。
ところで
当社の現場に携わる人たちは、現場監督を始めお世辞や挨拶が苦手な人が多いようです。
「それは・・・・教育の問題だろう」といわれるのは承知の上であえて言わせてもらえば、
お世辞や挨拶は苦手でも「気持ちだけは最高に良い人たちです」
そして日々彼らたちによって現場は生き生きとしているのです。
なぜならば、現場に携わる一人一人が「心のそこから自分の仕事を楽しんでいる」からです。
そんな現場では整理整頓は、その日の最後に整理する程度でしかありません。
日中見れば「なんと雑然としているか」と驚かれる人もいるでしょう。
でも、現場は刻々と変化して間違いなく「生きているのです」
その様子を、むしろ一緒に楽しく見ていただければ幸いです。


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