コハウスは健康住宅
震災後の家づくりを考える②・・・電気を「使う」
節電で始まった夏も終わり、これからもっと多くの電気を使う冬の到来です。
東電で発表している電力利用のピークは夏の午後から冬には夕方に変わるか・・・
日常使う家庭の電力を減らすには
新築時にやるべきことは、
お湯はヒートポンプを使った「エコキュートー」が絶対お奨め。
お湯に関する電気代をなんと、今までの10分の一に減らすこともエコキュートーは可能です。
具体的に割安な深夜電力を使えば
一般家庭なら一年間のお湯を沸かす費用が10,000~15,000程度になります。
(これは我が家の電気温水器によるお湯と比べなんと12分の一なのです)
暖房もヒートポンプを利用した蓄熱床暖房にすれば、冬場の暖房電気代も一冬使っても20,000円です。
家全体を暖めてこの価格、ビックリエコなコストです。
(灯油18ℓの価格と比べると・・・・現在の価格は2,000円程度でしょうか)
もちろん、新築時にしっかりとした高断熱・高気密とエネルギーを無駄に捨てない換気システムの採用は大切です。
照明は高いけどLEDに、それと節電タイプの最先端家電に買い換える。
それと、全体の電力を考えるのなら当然、深夜電力を最大限利用することを考える必要があります。
かといって・・・・夜型の生活はしたくはないし。
そこで、家庭エネルギーの多くを占める「お湯」と「冷暖房」を深夜電力利用に切り替える必要がありそうです。
家庭のおける深夜電力の「蓄電」が進んでいない今、電気から異なったエネルギーに変化なして活用するのが一番ではないでしょうか。
基礎が出来ました。
基礎の完成までには、基礎の外から給排水の先行配管と全熱換気システムのパイプスペースが必要です。
内部には床暖房用の配管と計画換気の排気管が通る場所をあらかじめ開けてあります。
その上で、型枠を取り付け底盤と立ち上がり部もコンクリートを一気に流していきます。
型枠を外し、基礎の外周部の防蟻断熱材の上には特殊な基礎モルタル仕上げ、内部にも断熱材を貼り付けます。
雨が降ったため、防水の利いた一体型の基礎内部はプール状態です。
排水口はあらかじめ設置してあるものの、この水がなくなるには半日かかりそうです。
基礎の高さは、外周部は600ミリ、内部は550ミリになっています。
後々の点検や配管交換時に楽に出来る高さを確保しました。
木造3階建て
まもなく完成そして入居です・・・
世田谷で木造3階建て三世帯の家を工事中
古くて寒い木造住宅を壊して新しく家族全員が住める住まいが、世田谷で工事進行中です。
ここしばらく寒い日が続いていたので、基礎工事の養生期間も十分取りながらいよいよ土台や柱を吉野桧の四寸角をふんだんに使用して、しかも次世代住宅以上の工夫を凝らした住まいです。
基礎は・・・・基礎の中は家の中という発想で、基礎の外と内側に防蟻処理済み断熱材、基礎と土台の間は当然のこととして
気密パッキンが挿入されています。
再生住宅をするときには、耐震補強と断熱補強が欠かせませんが、その前にシロアリ被害のチェックも欠かせません。
すると「ビックリするほど被害にあっていた・・・」ことも珍しくはないのです。
超寿命・高耐久などというのなら、最低限上記の耐震・断熱、シロアリ対策をしておかなければ意味がないではありませんか。
15.16日は現場見学会です。
完成建物内覧会のご案内
1月15日(土)、16日(日) 10:00~17:00(雨天決行)
この日誌で紹介していた現場の見学会です。
●川越会場(武蔵野総合病院そば)
※クリーニング終了しています。15日朝から見学が可能です。
駐車場がないためお車は当社の駐車場においてください。
徒歩で現場まで・・・3分程度です。
*蓄熱床暖房の快適さを体感出来ます。****
富士山のきれいに見える2階リビングダイニングの2×4住宅です。
小屋裏に常設階段をつけて大きな収納にしました。
遮熱・ダブル断熱・高性能樹脂サッシに割安な深夜電力を利用する床暖房専用の省エネヒートポンプによる低温水蓄熱式床暖房を施工し、家中の空気を循環させるイヤシロ換気システムが取り付けられています。
●鶴ヶ島会場(URかわつるグリーンタウンそば)
※若干工程に変更があり、16日の見学をオススメしています。
ガルバリウ鋼板を外壁に使い、水発泡断熱材で家中を包んだ省エネ在来木造住宅です。
国産杉材を天井や床、階段に多用し森林浴気分が味わえるナチュラル空間になっています。
Hさんの家づくりに対する姿勢がハッキリと主張されているデザイナーズ系注文住宅です。
●練馬会場(武蔵大そば)
※明日クリーニング予定です。15日見学可能です。
外張り断熱プラス内断熱=遮熱+ダブル断熱の2×6住宅です。
明るい吹抜けのあるゆったりとしたLDKに、太陽光発電システムや蓄熱式の床暖房
なによりも車庫の上の収納空間などYさんのアイデアが活かされた住まいです。
主婦にとって憧れの素敵なオープンキッチンはこの家の中心に設置され奥さんの料理に対する思いを通じて家族の笑顔をあふれさせることでしょう。
小さなところにも様々な工夫が・・・プロが提案したのではなく造り手の工夫が溢れています。
●世田谷会場(経堂駅そば)・・・基礎工事中!


3階建ての2世帯在来木造住宅です。
1階フロアー全てが床暖房で温められた空気を外に逃がさない内外ダブル断熱
の施工をしていきます。1/13現在、土台引き工事中。建て方は週明けの予定です。
継ぎ目のない一体型の基礎は特許シロアリ対策のされた.断熱材を内外に設置して
次世代省エネ基準をクリア、シロアリ被害を未然に防ぐ工夫と点検や将来の給水配水管の交換も容易な550ミリもの基礎内部の高さを確保してあります。
省エネ住宅元年・・・基礎が変わりました
そんな中で探し当てたのが、今回採用した基礎断熱材です。
「コリグラス」に比べればダブル断熱にしても、材料価格は安くなりました。
ただ、基礎外側の仕上げ「基礎の刷毛引き」は特殊な材料と施工が必要なため、専門業者に依頼することになります。
こり刷毛引きは断熱材と仕上げ材の間に隙間が出来ずひび割れも起きないのでシロアリの侵入を防ぐ効果があります。
(今までは基礎刷毛引きは左官屋さんが最後に仕上げていましたが、これからは基礎の型枠を外したすぐ後に刷毛引き仕上げをします)
この施工費が今までの左官と違って数倍高くなるため、材料費が安くなっても基礎断熱そのもののコストは少し高くなりました。
1階の床で断熱するのが一般的な家づくり。
それと違った方法の基礎断熱は、シロアリ問題を解決しなければなりません。
しかし、この問題が解決されたその先には、基礎断熱でなければ絶対に出来ない省エネ蓄熱床暖房や計画換気の持つ様々な問題を解決した新しい「全熱換気システム」が採用できます。
基礎コンクリートの寿命を縮める二酸化炭素や酸性雨から基礎を守り耐久性を飛躍的に高めてくれます。


(クリックすると拡大します)
(この現場は、北側斜線などを考慮したため、地盤を20㌢下げて基礎を造りました。
基礎そのものの高さは内部で55㌢を確保しているので、床下にもぐって点検をしやすくなっています。)
省エネ住宅元年・・怖いもの「地震・カミナリ・火事・シロアリ」
*基礎断熱工法の最大の問題は「シロアリ対策」です。*****
それ以外にも断熱性能・価格・床下湿度対策などあるのですが、とにかく「シロアリ」にどう向き合うのかが問題です。
これだけ地球温暖化が進みシロアリの被害が広がっている中で基礎断熱を採用するにはこのシロアリ被害をどのようにして防ぐのか対策がされていなければなりません。
また、床下の点検が出来る仕組みと合わせて、シロアリを発見したらに容易に駆除できるように設計されていなければ基礎断熱工法は「ハッキリ言って採用しては駄目です」
世の中には、これらのことを考慮せずに基礎の外周囲に断熱材を埋設する(スカート断熱)会社もあるようですが、わざわざシロアリに溜まり場を提供するようなものです。
地熱の有効利用を考えてのことでしょうが、シロアリの怖さを知らない、だからこんな無謀なことをするのかもしれません。
(怖いものそれは、地震・カミナリ・火事・シロアリ・・・親父は怖くなくなりました)
そこで、ダブル断熱を前提に防蟻処理された断熱材を探したところ、国産メーカーのフクビに行き着いたのですが、この断熱材を採用する直前になんと販売中止になってしまったのです。
販売中止になった理由はわかりません。
基礎断熱を採用している会社が少なくてビジネスベースにならなかったのかもしれませんね。
急遽、他の会社を調べることにしました。
そんなときにはインターネットはとても頼りになります。
省エネ住宅元年・・・基礎が変わります。
今まで基礎断熱に使用していたガラス発泡断熱材「コリグラス」に変えて新たに防蟻処理済みの断熱材を採用します。
ナゼ断熱材を変えるのか・・・・
最大の理由は、次世代省エネ基準に基礎断熱そのものを適合させるためです。
この問題をクリアするには、断熱材の厚みを基準値まで厚くすることで解決できるのですが、
厚くすると価格も高くなりしかも、外壁よりも基礎のほうが飛び出すのできれいに外観が収まりません。
外で駄目なら基礎もダブル断熱、内側にも使用すれば収まりや次世代基準はクリアしますが、もともと「コリグラス」は高価なためダブルにするとなると大幅なコストアップになってしまいます。
(今、基礎に外断熱をしている住宅は信じられないほど少ないのが現状です。高性能グラスウール断熱材を天井・外壁に使い1階の床に板状の断熱材を使用した住宅が大半、このすべての材料価格と基礎ダブル断熱の価格が同じになってしまいます)
これらの問題解決の方法として薄くとも高性能な断熱材を使えばよいのですが、シロアリ対策がされている断熱材はありません。
省エネ住宅元年
会社の前に国道十六号線、ここはガソリン激戦地で価格が安いことで有名です。
テレビなどの報道番組でしばしば取り上げられています。
年末の新聞やテレビの報道では「80円前後の円高」で2011年は日本の輸出が大幅に減り景気が一層悪くなる・・・・と言われていました。
景気が悪くなるのは困りますが、住宅業界の大多数は正直言って円高や円安で大きな影響を受けることは少ない業界だと思っています。
日本の住宅器具で外国に輸出しているものは、一部の便器ぐらいではないでしょうか。
まして、地元中心で家づくりをしている私たちのような建設業者にとっては、輸入資材が円高で安くなる・・・これは歓迎なのです。
同じように、ガソリンも安くなるはず・・・
ところが昨年末から国道沿いのガソリン価格がじわじわと上昇してきているのです。
円高のはずなのにナゼガソリンが上がるのか。
石油の全数が輸入ですから円高でガソリンは安くならなければおかしいのに。
そんなときに住宅雑誌を見ていたら面白い記事に出会いました。
参考までに次回ご紹介しますね。
内装仕上げ材は超エコ資材
内装仕上げ材は自然素材だけに絞ってもたくさんの種類があります。
私もここ12~13年、様々な仕上げ材を試してきました。
施工性はどうか、コストは高くないか、完成後のクレームになる要素は少ないか(絶対無いことはありません)などといったこと、そして今の家が抱える問題を解決できる機能を持っているかなど、欲張りすぎるほどの条件を満たし、しかも環境に優しい超エコロジーな材料を探し続けてきたのです。
それは、これから建てる家が「病気になる家」から「病気にならない家」であってほしいという願いがあったからです。
例えば、せっかく様々な高断熱・高気密の工夫をして省エネ住宅にしたにもかかわらず、省エネに反する「計画換気」による熱ロスが義務付けられている矛盾、これを何とかしたいと思いませんか。
「室内空気質」「湿度」「二酸化炭素の排出」など密閉された住宅で健康被害を起こしやすい問題を考えて計画換気が取り付けられています。
それならば内装仕上げ材そのものが、化学物質、二酸化炭素を吸収し湿度もコントロールしてくれたら、過剰な計画換気はいらなくなる・・・・と考えたわけです。(法律ですからつけますが、内装と合わせて一番最適な換気システムを採用します)
エコロジーには、原材料の調達から、製品加工・施工・そして将来の廃棄処分まで一貫して地球環境に優しいことが求められています。
だとしたら、材料が本来産業廃棄物として処分に困るものを、有効利用したものなら「超エコ」な素材ということになりますね。
製品化するのに、熱エネルギーは必要とするのでまったく環境の負荷をかけないということではありませんが、それは「珪藻土」の製品過程と似たようなものだと思います。
それは、帆立貝の中身を取った後の貝殻です。

これが年間15万トンも産業廃棄物として捨てられているのです。
昔炭鉱には石炭のボタヤマがうずたかく積んであったそうですが、ホタテ貝の産地・青森県や北海道のホタテの貝殻の山も処分場や費用の問題で産地にとっては重要な環境問題でもあるのです。
家づくりと「デザイン」②「エコハウス」と『健康住宅』
どんな家に住みたいか・・・例えば『家は安ければ安いほどよい』という考えもあります。
それが一概に駄目だとは言えませんが、銀行ローンは長期にわたって支払い続けなければならないことを考えると、最低限その間は寿命がなければ、今安い家は結果として高価な家になるのではないでしょうか。
それに比べて長寿命の家は安いし「エコハウス」だということになります。
私は、今まで家づくりについて馬鹿がつくほど「健康住宅」にこだわってきました。

例えば、ここ10年間ビニールクロスや塩ビの床材、そして新建材といわれる工業製品の建材は少なくとも内装仕上げには使用していません。

一般的な建材を使わないということを決めると、結果として自然素材を使うことになります。
無垢の床、自然素材の壁仕上げ、植物塗料などを使えば環境と住む人の健康にプラスになりそれがエコハウスにもつながっていくことになります。
ただ、健康に配慮して自然素材を使うということは、それを使って家を建てる人にも新建材とは違った自然素材ならではの様々な問題を温かく受け止める気持ちを持っていただかなければなりません。
お手入れ、掃除が簡単だとか安いとかいった『効率』優先のものの見方があると自然素材を使うことは出来ないからです。
そして健康住宅を追求していくと内装などに自然素材を使う、地元で取れた木材などを使うだけでなく『省エネルギー』にも配慮することになります。
室内における極端な温度差などは、お年寄りや持病を持った家族にとって命にかかわる問題にもなりかねないからです。
冬は暖かく、夏は涼しい家、空気のおいしい家、結露のない家、などは家そのものを省エネ住宅にして初めて可能になります。

小さなエネルギーで家全体の温熱環境・空気環境をコントロールできたら、次は身近に存在する空気とか風、そして地中熱を上手に家に取り入れる仕組みの構築が始まります。
自然に優しい、負荷をかけないそんな家、どうですか、健康住宅=エコハウスになっているのではありませんか。

こんな工夫を積み重ねることが出来る、家造りってとても楽しいと思いませんか。
「エコハウス」=『健康住宅』は住む人の『身体と心』そして『お金・財産』と『環境』に優しくなる仕組みだと思います。
家づくりと「デザイン」①本物の「エコハウス」とは
デザインと聞くと外観やインテリアなどのような「目に見える」ことを思い浮かべるのが、普通です。確かに外観デザインやインテリアなどはそれを目にした人にはわかりやすいものですが
ここで取り上げたのは、そういったデザインできなく自分と家族が暮らすことになる「家づくりのあり方・人生のデザイン」です。
マイホームは多くの人にとってどんな時代も夢であり憧れでもあります。
我が国では、それがマンション・建売・そして注文住宅であれ最初のマイホームは30代が中心で、しかも新築にこだわる傾向があります。
たとえば、今住んでいる家賃と大差がないからと土地つき建売住宅が若い人たちには好評のようです。
それは多くの場合、大規模分譲ではなく10世帯前後の開発で同じような土地の広さに同じ間取り外観の建物です。
そこを購入する世帯年齢も家族構成も同じような人たちが集まり、まさしく友達部落の様相さえあります。
この新築住宅を35年の長期ローンを組み支払い続けるとすると、その完済時の年齢は・・・
そうです、70才を超えているかもしれないことになります。
そして、このような建物ははたして35年ものあいだ寿命を保てるのでしょうか。
現在日本の住宅は寿命26年と言われていることを考えると、「どうかな・・」と思いませんか。
仮に、完済までその建物が残ったとしても、日本人の平均寿命から考えたらその後15年以上はその家に住み続けることになるのです。
すると最低、家としての寿命は『50年』(35+15)必要となるわけで建売住宅ではハッキリ言って無理です。
これは何も建売住宅だけでなく注文住宅として住まいを考えたときにも言えることでもあります。
でも、それは最低条件でしかありません。
ますます次世代の収入が少なくなっている現況を考えると、子どもたちに財産として家を残すことも必要な時代になったと思います。
知人から紹介されたスイス人の家族は先祖が建てた築150年以上たった木造住宅を改装しながら、夏には一ヶ月ものバカンスを楽しんでいました。

なにも、年収が多いわけではありません。

聞くと、日本円で400万程度です。
同じ400万でも家に長期にわたって固定した支払いを続けなければならない家族と、家の負担がほとんどない家族とでは生活の質がまったく違ってしまうのです。
だからこそ国の基準に合っているといった「名前だけの長期優良住宅」ではなく本物の100年・200年住宅は次の世代に財産として継承できる、その意味では地球によさしい
「エコハウス」なのです。
家のデザインとは、見た目だけではなく自分と家族にとってかけがえのない人生を安心してはぐくめる全体の設計・デザインが大切だと思っています。
















