二酸化炭素(CO2)は、基礎も劣化させる。 2010年2月21日
「コンクリートから人へ」と国は予算の使う場所を変えようとしています。
新たな道路や箱物を作ることは最低限にするとしても、既存の橋や道路の経年劣化は対処しなければ大きな問題になります。
特に高度成長期に作られた高速道路や新幹線、公団アパートなどのコンクリートの劣化が今問題になっているのです。
たった三十年程度でなぜコンクリートは劣化してしまうのか、もしこれがコンクリートの持っている基本的な問題だとしたら、住宅の基礎コンクリートもまったく同じ問題を抱えていることになります。
そこで、調べてみました。
「コンクリートの寿命 」
コンクリートは、アルカリ性です。
このコンクリートが、空気中の二酸化炭素(酸性)と結合して中性化がおこる
(炭酸化とも言う)
理論的には、中性化は、10年で数ミリという遅い速度で進行するという。
中性化は、二酸化炭素だけでなく酸性雨によっても引き起こされるのです。
コンクリートは中性化によって強度が低下するが、それよりも問題なのが、コンクリート内部の鉄筋の錆で、中性化がコンクリートの内部まで進行し、鉄筋の部分まで到達すると、鉄筋が錆びてくる。
さびの体積は、元の鉄の体積の約2.5倍になるので、鉄筋周辺のコンクリートに圧力を及ぼし、限界に達するとコンクリートにひび割れが生じる。
鉄筋が腐ってしまうと、建物の強度が得られないだけでなく、崩落の危険性が高くなるのだ。
この問題を防止するには・・・
中性化を防ぐには、コンクリートが空気に直接触れないようにすればいい。
そこで、コンクリートが直接空気に触れないように、建物の外壁にタイルを貼ったり、吹き付けタイル仕上げをするのが一般的だ。
ときどきコンクリート打ちっぱなしの建物を見ることがあるが、建物の寿命という点では問題がある。
海砂を使う場合や水増しコンクリートが使われた場合は、中性化は上の状態より、かなり早い速度で進行すると言われている。 www.f-ichiba.co.jp/Topic35.htm
建物構造の基本と言えば、基礎と構造躯体であることはいうまでもないでしょう。
「それでは・・・・・」と言うわけで「コンクリートの寿命」を検索して最初に出てきたHPが上の文章でした。
ここでも「CO2」は基礎そのものの寿命に大きな影響を与えている事が分かります。
そこで、コンクリートが直接空気に触れない工夫を考えたら、基礎は外側で断熱すると効果がありそうです。

しかし、基礎断熱は一方でシロアリを考えないと安易に取り付ける事は出来ないのです。
「シロアリ対策」「中性化の防止」「給水配水管などの交換」「設備の変化」など二百年の間に起こりうる事を考えて、基礎の構造を選択することが必要なのです。







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