三澤千代治氏のHABITAの狙いは・・・・ 2007年12月 9日 [再生住宅ネットワーク事務局]
全国の中堅どころの工務店や建設会社を取り込みながら真壁構造、国産集成材金物工法を
売り込んでいこうとしている三澤千代治氏の本当の狙いはどこにあるのだろうか。
私の見るところ、今までいたハウスメーカーは競合先にはなっていない。
そもそも顧客層がマッタク違うのだから・・・
改めてHABITAの進捗状況とターゲットになっている工務店像をチェックしてみました。
今までのFCと違うところは、やはり三澤千代治の顔が全面的に露出していること。
やはり、○○システムなどと異なり親しみがわくのだと思います。
それにあわせて、加盟工務店像は年商の最低限が15~20億程度で、モデルハウスや
営業マンを抱えられる規模の会社だと思います。地域のハウスビルダーよりもすこしだけ小さい会社で社長自身が瞬時に決定できるスピードをもつところです。
この組織はどことバッティングする、どこの市場を侵食するかというとハウスメーカーや
地場ビルダーではありません。大断面現しの家を造っている、造れる地元の工務店市場が
ターゲットだと分かります。建前はハウスメーカーを敵といっていながら実は、小さな工務店市場という大手が手をつけてこれなかった一番トロイ、眠い市場を相手にするとしたら、工務店が生き残るすべはなくなります。まして、大断面国産木造+金物に加えて「原価公開」事実であるかどうかが問題なのではなく、この時代価格面の透明性を訴えるとこなど感心するしかありません。地元の工務店さんは、この組織がどのように自分たちのビジネスに影響を与えるか気がついてはいない。まだ企画住宅の段階ですが今後の事を考えると早めに対策を
打つ必要がありそうです。
ただこのシステムは全国規模を目指していることもあり、国産とはいいながらも工業製品化した集成材を使うことと、当初のプレハブ業界同様に規格化された家が中心とならざるを得ません。「家に生活をあわせる」それを正当化するために住宅の価値は形が決まってこそ生まれるという論理で展開しています。そんなハード部分よりもむしろ、原価公開というブラックボックスに踏み込んだ事にこそ価値があります。ただ、日本中同じ手間賃で職人は活動はしていません。建築現場の状況もそれこそ千差万別で果たして全国本当に同一価格で出来るのか
不思議です。そして住み心地に影響する「高断熱・高気密」についての内容は一切触れてないのです。ハードは分かるけれど、住いそのもののソフトがかけてはそれこそただ単に昔の家を造っているだけだと思うのですが・・・・
高額の加盟金を払い分社又は組織を造り展開するこのシステムのエリアは人口規模でコンビニエンスの広さのようです。ハウスメーカーが総合展示場という小売形態で言う大型ショッピングモールとすると、町場の工務店や建設会社は商店になります。扱う商品が異なるためこれらハウスメーカーとバッティングする事は意外と少なかったし、そもそも顧客の好みが異なっていました。ところが工務店の商圏の真ん中にコンビに同様に店舗を展開してくれば近隣の工務店はこの仕組みの影響を無視することは出来なくなります。タマホームのようなローコストとは競合しなくても、HABITAは間違いなく競合します。
ただ、低断熱・低気密・隙間だらけで音が筒抜けになる家が果たして顧客が受け入れるのかは疑問があるのですが。
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