大断面国産無垢材で造る「母大樹の家」 2008年1月20日 [再生住宅ネットワーク事務局]
今回のプロジェクトの特徴は、国産無垢材・大断面・乾燥材・金物・省エネルギー対策そしていままでの在来木造住宅とツーバイフォーの良いところをハイブリットに組み合わせたことだと思う。
例えば木造住宅では当たり前の「通し柱」「筋交い」がない。
その理由は日本が地震国だから、外壁には構造用合板を使用し釘のピッチも5センチ間隔にして壁倍率を5として安全を図っている。もちろん床は合板29ミリを使い床剛性を高めたことは言うまでも無い。これはツーバイフォーの良いところを取り入れている。しかし木造住宅の魅力としての木を室内に表す事はツーバイフォーでは仕上げ材にしか出来ず、構造材そのものが室内に見える事はまずない。なぜならばこの工法の良いところの一つが家庭内で発生する火災に強いこと、そのために石膏ボードで内部を覆いつくす必要があるから。しかし木材も二センチ五ミリ以上の厚みがあればそれ以上火は燃えることは無いわけだから、内部に現す柱や梁は最小三センチから最大六センチ五ミリとしている。
こうすれば完成した家は地震に強く火災にも強い上、本物の木材が室内に現れている事になる。
もちろん窓も含めて高断熱高気密に対しての工夫を欠かしては、省エネルギーにはならない。無垢材は収縮膨張する性質を持っているため断熱気密には現場発泡の断熱材を使用し木材の動きに追随できるようにして、あわせて外壁や屋根には遮熱工事をする事になります。こうして
過剰な冷暖房に頼ることなくすれば表れている木材に過剰なストレスを与えずに済み、割れや木材の縮みによる隙も最小限にとどめる事が出来るはずだ。特に冬場の過乾燥は室内に現れている木材には良くないので「蓄熱温水床暖房」を採用しているのは言うまでも無い。
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