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HOME > 再生住宅ネットワークイベントのページ > ・再生住宅ネットワーク事務局 > 三澤千代治の復活?

三澤千代治の復活?  2007年10月26日 [再生住宅ネットワーク事務局]

ミサワホーム創業者の千代治氏が木造住宅それも民家型工法で新しい流れを造ろうとしている。パネルシステムでミサワブランドを造り上げた同氏はカリスマ性があり今回の提案に興味を惹かれる工務店が多いのではなかろうか。
「太い柱と梁を表す真壁工法」「再生可能な構造」「国産材の使用」「200年住宅を実現する構造・デザイン」など私自身が取り組んでいる家づくりとかなりの部分が似通っている。
決定的な違いは同氏が企画住宅として家づくりを考えていることだ。
しかも、2011年までに1万棟を見込んでいるという。
この辺のところは、プレハブ住宅の発展期の考え方を木造になっても踏襲しているのだと思う。戸建住宅市場がこれから益々縮小していく時代にあって、アドバルンとしてはわかりやすいが果たして実現する可能性がどれほどあるかといえば疑問が残る。
「出居民家」という商品住宅の価格内訳を見ると構造部材や施工のあり方をプレハブ同様に捕らえている事が良くわかる。例えば大工工事の一分あたりの単価という考え方だ。
一分42円。八時間休まず働いて20,160円。その他の職方は一分35円、ということは1日16,800円という事になり、自動車工場で働く人と同様にと同じ考え方で手間賃が決まっている。「匠」とマッタク逆の一分あたりの単価で働く人に果たして現代民家が造れるのだろうか。
レシピにしたがって造り上げるファーストフードのような家づくりになってしまう恐れが強い。
家づくりには家族の造り上げるまでの思いや、造る途中での様々な体験がその家に対しての
愛着として受け継がれていくのでなければ、それはもはやただ単に箱でしかない。
それが200年住宅として存続しえる家なのか、気分的には出来ないと考えている。

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