現場美装とは・・・生きてる現場とは・ 2009年7月24日
最近大手ハウスメーカーも含めて、建築現場が整理整頓されていて、そこで作業している職人さんも礼儀正しい人が増えています。
そんな中、問題となっているタバコの喫煙マナーも徹底していて、工事中の現場には灰皿さえおいてありません。
一般的に喫煙率が低くなったといわれていますが、少なくとも建築職人の場合はそれなりの喫煙率のはず、一体どこでタバコを吸っているのかと思えば自分たちの乗ってきた「車の中で
一服」している様子を見かけます。
当然周囲は整理整頓されていて、私から見るとこれが工事現場・・??なのです。
内部は残念なことにネットなどで囲われていて見ることは出来ません。
しかし、現場内部も当社と比べたら格段に整理されているはずです。
なぜならば、建築現場で鉋やノコギリ、ノミなどを使って作業する必要もなく決まった部品を
指定されたところに取り付けることが主な作業だからです。

今の家造りは、いいか悪いかはともかくとして現場は組み立てる場所でしかありません。
塗装や左官などの職人もこれらの現場では仕事がありません。

現場を工場として使って作業する工事がないから、現場は整理整頓されているのだといっても過言ではないのです。
本来現場で求められる職人の腕や工夫が必要でないからこそ、職人は挨拶や整頓が優先されているのだと思います。
誤解を恐れずに言えば、現場はあくまでもお客様にとって「世界中でたった一軒の家」を造る大切な場所で、その為に収まりを考えたり材料の取り回しを工夫するのは当たり前です。
そして、その生きている現場にお客様に足を運んでもらい、大切な家が造られていく様子を
楽しんで欲しいと思っています。
記録にしたり、職人と話をする楽しみの場所・現場は「建築主だけが、観客であり批評家」と考えています。
ところで
当社の現場に携わる人たちは、現場監督を始めお世辞や挨拶が苦手な人が多いようです。
「それは・・・・教育の問題だろう」といわれるのは承知の上であえて言わせてもらえば、
お世辞や挨拶は苦手でも「気持ちだけは最高に良い人たちです」
そして日々彼らたちによって現場は生き生きとしているのです。
なぜならば、現場に携わる一人一人が「心のそこから自分の仕事を楽しんでいる」からです。
そんな現場では整理整頓は、その日の最後に整理する程度でしかありません。
日中見れば「なんと雑然としているか」と驚かれる人もいるでしょう。
でも、現場は刻々と変化して間違いなく「生きているのです」
その様子を、むしろ一緒に楽しく見ていただければ幸いです。







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