二百年住宅「母大樹の家・・日高」の完成まで⑩遮熱・断熱樹脂サッシ 2010年1月23日
日々の生活の中で冬場窓周りに結露がありますか。
意外と思うかもしれませんが、住み心地を左右するのは「窓・そう不満は窓にある」のです。
窓は、外部から日差しを取り入れ季節の良いときは開け放って家中に心地よい風を取り入れる、そういった大切な役割がある反面、窓の数が多くなればなるほど、大きな窓になればなるほど、この窓性能が悪いと極めて住み心地を悪くしてしまいます。
たとえば、「アルミサッシでペアガラス」と自慢げに話す建築業者がいまだに存在しています。
「レベル低い・・・」こんなの最低限の条件でしかないはずです。
ではアルミペアガラスは結露しないか?
あなたがこれから家を建てようと考えているのなら、一番最初にやらなければならないことがあります。
それは、今の住いがどんな家であっても、一年を通して生活の中で感じている「不満」を書き留めることです。
その中に、これから造る家のヒントが隠されているはずです。
例えば窓なら、
・窓を閉めているのに、外の埃や隙間風が入ってしまう。
・外の騒音がうるさい、家の中の音がつつ抜けになっている。
・冬になると「サッシ全体が結露でびしょぬれ」カーテンまでぬれてしまうほどで毎日の掃除が大変。
・カビや埃がついて取れない。
など、窓一つにも様々な不満の原因が隠されています。
では、一部メーカーの採用している「木製サッシ・トリプルガラス」は・・・・
冬場はともかく過酷な日本の夏の暑さは防げない。
それに、高いところに取り付けてある窓の全てが仮に内部からメンテナンスできたとしても
2~3年ごとにペンキをすることを考えるとゆうつになりませんか。
昔の家造りは「夏の暑さをいかにしのぐか・・」を考えてつくられてきました。
ところが、最近は「冬の寒さ対策」を考えた高断熱・高気密が主流になっています。
この結果、冬は快適になったけれど、夏は・・・
関東以西の夏の日差しは強烈で、直接日光が当る床面の温度は60℃以上になります。
それに加えて周囲が都市化してきたことや、デザイン上の理由などで軒の出も短く窓の上の庇もなくなっています。
このため夏の強烈な直射日光の影響を昔より一層受けやすくなっているのです。
しかも、南の掃き出し窓の前には、テラスコンクリートやウッドデッキなどが造られています。
これらには、ゆとりある生活を髣髴させるのかもしれませんが、これらに反射した熱を家の中に取り込むマイナス面は理解されていません。
これらの太陽からの熱を防ぐためにはまず最低でも、通常の複層ガラスの約1.3倍の断熱性とあわせて、夏の日射しをカットする性能を併せ持ったサッシを採用することで防ぐことが出来ます。
夏の太陽エネルギーを100%とすると、普通の複層ガラスは室内に64%も入り込むのですが
遮熱高断熱複層ガラスを使うとこれを39%に抑えることが出来ます。
そして、周囲に植栽を植え落葉樹などで夏の強烈な日差しをカットする工夫も生活を快適にするうえでは大切になってきます。
建築的には、軒の出、窓庇、シェード、そして昔ながらの知恵とも言える、すだれや
よしずを外部から下げるといいでしょう。
家の中で使うカーテンやブラインドは日射遮蔽にはあまり役に立ちません。







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